コラム ■フェアトレードについて考える■
Tau mock tietの商品はカンボジアの職業訓練所で生活している村の女性たちが作っています。
彼女たちの村は訓練所から少しはなれたところにあるので、訓練所で生活をしながら染色や織物の技術を学んでいます。いずれは彼女たちも自分たちの村に帰って織物で生計を立てていきたいと考えていますが現実は道具を揃えることができず、また自分たちで市場を見つけるのは困難な状態です。
そこで村に帰ってからも生計が立てていけるようにカンボジアの織物の技術を身に付けながら生徒たちに収入が入るように彼女たちの作る布を販売し始めました。けれども、同じものだけを作り続けていては彼女たちの技術が向上しません。きっちりとしたカリキュラムを作り、新しい技術にはそれにあった市場を確保することが大切になってきます。彼女たちがしっかりと技術を身に付けながらも商品として市場に並ぶことのできる織物の技術を私達は伝えています。 織物の技術は身につけられても、市場の確保がなされていないと 続けていくことは出来ません。このようにしてきっちりとした形で商品を販売することで生徒は技術を学びながら収入を得ることが出来、彼女達の生活費や食費も利益の中から賄うことが出来ます。そして、これらの売り上げが次の新しいプロジェクトの資金となっています。 彼女たちに安定した収入を作るために私達のできることは、市場に並べることのできる安定した品質の商品開発、技術指導、そして、たくさんのお客様に商品を見て頂くことだと思っています。大きなことは出来ないですが、等身大で出来ることをカンボジアで出会った人たちと協力していきたいと思っています。
(Tau mock tietさんより)
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■ フェアトレードチョコレート■
「カカオ貿易の83%は3つの企業が占めています。一方、世界の供給量の殆どは小規模農家によって生産されています。1998年から2001年にかけて世界の価格指数は半減。カカオ価格の低下は生産者に打撃を与え、児童労働を余儀なくさせるでしょう。
国際熱帯農業研究所の調査によると、ある国ではカカオ農園で働く子どもは朝の6時から一日12時間以上働き、常に疲れ果て、カカオ生産に関わる世帯の子どもの三分の一は就学していない状況でした。このような子どもたちの多くはチョコレートを見ることも味わうこともないのです。」(ILO児童労働報告より)
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