ネグロス島と日本の人々が直接つながる 「民衆交易」の第1号商品
マスコバド糖の原料のサトウキビは、ネグロス島の人々が農地改革によって手に入れた土地で栽培されています。元砂糖労働者たちが現在は砂糖キビ生産者として、有機循環型農業を通しての暮らしの自立をめざした取組みが行われています。サトウキビをはじめ作物づくりには、農薬や化学肥料は使わずに地元の有機物でつくる堆肥を利用するなどの試みが始まっています。
マスコバド糖の原料となるサトウキビはATMC(マスコバド製糖工場)との連携で計画的に収穫され、収穫後できるだけ短時間内に搾ったジュースを煮詰めて濃縮し、精製などすることなく攪拌しながら自然乾燥させて粉末の黒砂糖にします。こうした砂糖の製法が「マスコバド糖」と呼ばれています。
糖蜜分離や精製を一切していない含蜜糖であるため、サトウキビの風味やミネラル分も残されています。やさしい甘さと糖蜜のコク、あっさりとした後味が特徴です。クセのない味はどんな料理にも使いやすく、さまざまな素材の味を一層引き立ててくれます。
500g
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