※アフリカ、ウガンダの東部「ブギシュ地方」のエルゴン山産は、高級規格のブランドコーヒーとされています。その中でも最高規格AAの最古の品種のアラビカ種を、標高1300mから2300mの斜面で無農薬・無施肥・循環型で栽培しています。積極的に女性生産者を採用し女性の生活向上や、貧困と差別なき世界をつくる活動をしています。
ウガンダはビクトリア湖に接する人口およそ2,500万人の国(2010年)。山間部は寒暖の差があり、コーヒー栽培に適しています。ウガンダにおけるコーヒーの総生産量の約8割はロブスタ(カネフォラ)種で、アラビカ種の生産量は少なく、無農薬・無化学肥料で栽培されたアラビカ種コーヒーは希少なものとなっています。主要生産地域は、ロブスタ種は主としてビクトリア湖周辺のマサカ及びメンゴ地域、アラビカ種は東部のブギシュ及び西ナイル川周辺が中心です。
生豆産地であるマウントエルゴン周辺は、約400年前の噴火によってなぎ倒された植物(腐葉土)と火山灰が時間をかけて混ざり合っており、窒素、リン酸、カリウム等の栄養が豊富な土壌が形成され、化学肥料を使用しない栽培を可能にしています。